日高万里の漫画のいいところは、恋愛漫画でありながらそうと感じさせない話作りにあると思う。
このひつじの涙においても恋愛感情より人間関係の心理描写に重点を置いており、読んでてこっぱずかしくない。
彼氏彼女の事情的なベクトルを含んでいる気もしないでもないが、変な高みに登っていないのは神崎というキャラクターによって相殺されてるからだろう。
6巻では諏訪さんの指輪の在り処がついに判明!

ガンガンで既に読んでいるので新たな感想はないけど、俺はやっぱり璃瑠萌えだなぁ。
基本的にタカビーお嬢様系のキャラに弱く、例外なく実は孤独だったりするのでたまんねぇよ。
露出度高いのもマル。

まぶらほまぶらほでありまぶらほ以上にはなり得ないので期待するのは野暮だが絵だけに関して言えば一番好きなまぶらほだ。
宮下末紀はおそらく女性だと思うが、こういうメディアミックスにおける漫画化は女性の漫画家に限る。ゆめりあしかり。
女性なので基本的には少女漫画風なのだが、顔の描き方は微妙にオタ臭く、体のラインも通常の少女漫画より立体を重視する。
まあ早い話が女性原画家によるエロゲー風絵柄なんだが、漫画においては塗りが無いのとペンタッチがあるのとでエロゲーのそれとは微妙に印象が異なる。
というわけで絵柄は好きだが内容はまぶらほなので、変に期待して買うのはやめたほうがいい。

つーか
http://www.mangaoh.co.jp/hcomic/hctopic0307.php
エロゲーも何もエロ漫画家じゃねぇか。